フィンランド旅行2023年11月の旅《10日目-1》無料特典「touristanbul」に参加する

 トルコ、イスタンブール空港到着23時40分、成田への乗り継ぎ便は翌日の15時20分です、乗り継ぎ時間15時間超、初めてのこの長時間をどう過ごすか。

バゲッジクレームにある巨大なオブジェ。

バゲッジクレームにたどり着いたのがほぼ0時、このまま到着ロビーへ出てしまってもいいのですが、今回は朝までこのフロアで過ごすことに、横になるにはちょうどいい5人掛けの椅子もあります、途中に手すりがあります、ここに足を入れればしっかりと寝られます、後ろに映っているのはターテーブルの一部。

このフロア、よく見ると結構寝てる人がいるんです、治安的にもこのフロアの方が安心だと思いました、まったく無人になるということもなく、適当に「働く人」もいて、誰かに注意を受けるかな、とも思いましたが、そのようなこともなく、かなり貴重な体験です。

先ずは、とにかく寝ます。

6時を過ぎて到着ロビーに出てきました、到着案内の大型モニターです、イスタンブール空港は24時間眠ることのない空港ですね。

と言っても、この時間帯の到着ロビーは人がまばら、各サービスブースも「働く人」はいますが、手持ちぶたさ状態です。

「Simit Sarayi」でコーヒータイムです、数年前「アタチュルク空港」でも時間をつぶした経験がありますが、一段とおしゃれな感じのお店になってます。

その時は本当に「シュミット」胡麻付きパンしかなかった記憶があるのですが、ここでは逆に「シュミット」はどこにある、と、探す始末。

で、見つけました、ショーウインドーの端っこ壁際に、やっぱりトルコの朝はこれでしょう。

チャイ、50x2 100TLとシュミット 35TL。

「Simit Sarayi」で何とか時間をつぶして6時55分、向かい側にはバーガーキングのお店もあります、ここで今回の乗り継ぎ時間を有効に使う、ターキッシュエアラインズの無料特典「touristanbul」ツーリスタンブールに参加します。

「touristanbul」はイスタンブールを経由し、6 ~ 24 時間の乗り継ぎ時間がある人のための無料のレイオーバーサービスです。

受付窓口は最初の日にも場所を確認していた、到着ロビーにあるホテルデスクの右側のカウンターです、事前予約の必要はありません、有効な乗り継ぎのチケットを見せて受付終了、手渡されたタグには08:30からとなっていますが、出発は8時で、ワシらが受付を済ませた後もカウンターにはそれなりの列ができていました。

出発時間までホテルデスクの向かい側の待合で待機です、しっかりと案内表示もありますが、気を付けていないと見逃します、一時ちょいと迷子になりました。

時間になると集合がかかり、この場所から地下の駐車場に移動、そこから大型のバス、参加希望者が多かったのか、プラス10名乗り程度のバンで出発です。

地下駐車場から外へ出ると、なかなかの上天気、飛行機雲が美しい。

イスタンブール空港からの高速道路、2022年までは空港へのアクセスはバスのみだったらしく、とにかく立派な高速道路です。

「touristanbul」のパンフレット。

とにかく一気に中心部まで走ります、イスタンブール空港は中心市街から北西に45キロほど離れています、イスタンブール名物の渋滞がなくても40分はかかり、その間ツアーガイドさんはトルコの歴史についてのガイド?、英語ですが所々で世界史の中で聞いたことのある単語が出てきます、何となく、だろうなと聞き流します。

高速道路を降りて海岸線に向かう途中、左手に並行して続く城壁、きれいに修復されている部分もあれば、まだまだ手の入っていないところも、あとから検索してみると「イェディクレ要塞博物館」まで続く城壁のようです。

ツアーバスは海沿いの道まで出て、遠くに観光スポットを眺めながら、「ガラタ橋」へ向かいます、建物の向こうに「ガラタ塔」が見えてきました。

多くの船の行きかう「ボスポラス海峡」「ガラタ橋」の上で10分間のお写真撮影タイム。

「ガラタ橋」から見える大きなジャーミー、方向と高さから「スレイマニエ・モスク」だと思われます。

「ガラタ橋」を渡ってしばらく、メインの観光スポットとなった「ドルマバフチェ宮殿」へ、入り口に立つ時計台、ここに入る手前で手荷物の保安検査があります、何故かとても人が多い、ここで20分ほどのフリータイム。

「ドルマバフチェ宮殿」入り口の門、アーチの中央に大きな国旗が。

パレスガーデンから望む「ドルマバフチェ宮殿」、ここから見えるのは建物の横の一部、「ドルマバフチェ宮殿」はボスポラス海峡から見るように建てられた水辺の宮殿だそうです。

時計台の前で再集合、そこで記念撮影をする小学生?記念ですからワシも一枚、撮らせてもらいました、おそろいのシャツで、みんなイイ顔しています。

「ドルマバフチェ・カフェ」のメニュー、トルコの物価は今どうなんでしょう、イスタンブール空港の空港価格はかなり高い設定ですから。

宮殿入り口の横にある「トゥプラス スタジアム」、建物の周りには国旗と男性の垂れ幕が。

3時間の「touristanbul」を終えてイスタンブール空港に戻ってきました、よく見ると「トゥプラス スタジアム」で見かけたものと同じものが、入り口にも掲げられたました。

帰国してから検索して分かったこと、ワシらが「touristanbul」で「ドルマバフチェ宮殿」を見学した日は、トルコ建国の父「ムスタファ・ケマル・アタテュルク」の命日で、トルコ国民の祝日、公式記念式典が行われるそうです、しかも亡くなったのが「ドルマバフチェ宮殿」だそうで、トルコ国民の聖地のひとつだったんですね、もちろんガイドさんは説明していたとは思いますが、とにかく混んでいたはずです、これも貴重な体験でした。

空港入り口で手荷物の保安検査を受けて中に入ります、づーっとチェックインカウンターが並びます。

チェックインカウンターの案内、左が国際線、右が国内線の案内です、時間は11時半です、すでに 15:20発 成田便のチェックインカウンターは開いてることが分かります。

こちらは国際線用の案内、搭乗ゲートの決定は13時半以降の案内があります。

フィンランド旅行2023

Posted by tabitomo