青い池と富良野オムカレーのランチ「HOKKAIDO LOVE! 割」で行ってみた

 全国旅行支援を利用して、2度目の日帰りバスツアーへ行ってみました。

 今回の日帰りバスツアーは「旭川まるうんトラベル」の [ 青い池を日中&ライトアップと2度訪ねる!富良野市のご当地っグルメ「富良野オムカレー」のランチ付き ]<バスガイド同乗コース>と、とても長いタイトルが付いたもの。

 ホームページからはかなりギリギリな申し込みが可能なようで、11月14日催行のツアーに11月10日の申し込みでOKでした、旅行代金は「ホッカイドウラブ 割」の適用で4800円に、さらに平日は3000円分のお買物クーポン券が付きます、集合解散は札幌駅北口、今回はわりと遅めの10時50分集合となっていました。

 今年から札幌駅は北海道新幹線の札幌駅リニューアル工事に入っていて、今まで通行できていた地下からの出入り口が一部通行止めに、不慣れな札幌駅北口の集合場所には、少し遠回りをして向かいます。

 集合時間には少し早めに到着、上の写真、右側の集まりはほぼ同時刻に出発する、旭川動物園へ向かう日帰りツアーの受付、左側にポツンと立っているバスガイドさんが、今回のバスツアーのバスガイドさんです。

 日帰りバスツアー、「旭川まるうんトラベル」では札幌時計台バスとスクラムを組んでコロナ禍もガッチリ運航しているようです、観光バス3台が並ぶ団体バス乗り場を見ると「旅行」が動き出してる、という感じがします。

 バスの中はいたって普通、最近は見かけない通路に展開する補助席が付いた車両でしたが、

しかし、なんと新兵器登場、中央通路の上に収納されたモニターで、安全運転のご案内をアナウンス、その後バスガイドさんが「バスガイド付きツアー」を十分に堪能させてくれる、札幌市内から丁寧かつ情報量満載のガイディングしてくれます。

 今回は乗車した人数を確認しませんでしたが、バスガイドさんのガイディングの内容から、道外からのお客さん方が圧倒的に多い様子です、丁寧なガイディングにガッテン。

 ツアーバスは道央自動車道に入り、岩見沢のサービスエリアでおトイレ休憩、かなり早いトイレタイムとな思いましたが、

岩見沢のサービスエリアの建物、中はこんな感じです、

観光先、富良野・美瑛までは旭川市を回らず、道央自動車道三笠インターチェンジで降りたツアーバスは桂沢湖経由で目的地へ向かいます、確かにこの先にトイレ休憩をとるのに都合のいいポイントはなく、ここから先はバスガイドさんの独壇場。

 観光が始まる前に先ずは富良野市で昼食です、場所は富良野駅の西側、ペンションのが立ち並ぶ一角にある「リゾートイン・ノースカントリー」大き目のペンションですか?ね。

 食堂はこんな感じ、左側の大きな窓は季節ごとに表情を変えた風景が見られるんでしょうね、もちろんまだ雪景色ではありません。

 これが「富良野オムカレー」地元の食材を使用するルールにのっとって何軒かのレストランで提供されてる一品、オムカレーの小旗、牛乳を付けるもルールの一つだそうです。

 もちろん味は悪くないのですが、団体扱いとしては仕方ないとも思います、が、最後のカレールーは着席のタイミングぐらいで熱いところをサービスしてほしかったですね。

 ここから観光始まります、先ずは「富良野チーズ工房」白樺の森に囲まれた建物です。

 中に入ると先ずチーズの制作過程を、ガラス越しに見学することができます、この日はこんな作業をしていました。

 2階に上がってお土産コーナー。

 かなりいろんなチーズを自家生産しています。

 中にはこんなホルスタインからお乳を搾るシュミレーターもあったり。

 その裏に世界のチーズの展示コーナーがあったり、

奥の方に、バター、チーズの製作体験ができる部屋もありました。

 廊下に先の離れた建物には、

ピザが食べられるレストランが併設されています。

 ここでのお土産、モッサレラチーズ、イカ墨の入ったカマンベール、中身が真っ黒です、ハード系の玉ねぎチーズ、〆て2682円、ここの滞在時間は25分ほど。

 この標高では雪が積もるにはまだ少し早いようですが、山並みの中腹から山頂は真っ白に雪景色です、お買い物の後「青い池」へ向かいます。

「青い池」に到着、駐車場から遊歩道を歩いてこの景色に遭遇します、バスガイドさん手作りの写真スポットマップを参考にお写真タイム、日の光がもう少しあれば、もっと青い池に出会えたかもしれません。

「青い池」は1988年に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流の災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったもの。

この堰堤はコンクリートブロックでできていて、美瑛川を横切る形で施工、本流から離れた両岸の森林内部まで造られた結果、堰堤に水が溜まるようになり、周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は水没し立ち枯れてしまった。

したがって、目的を持って造られたわけではないので、国土地理院の地図では水たまりとされて、水面はかかれていないらしい「青い池」は偶発的に人造池となったもの。

 ここの湧水には水酸化アルミニウムなど、白系の微粒子が含まれていて、美瑛川の水と混ざることによって一種のコロイドができて、太陽光が衝突散乱し、水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われています、より青い色を求めるならやはり天気がいい方がよい?ですかね。

水の青さと立ち枯れた木々の幻想的な景観から、2012年7月に発売されたAppleの壁紙のひとつに「青い池」の写真が採用されたことから、今までの口コミ拡散から、急にその存在が広まったらしい。

 ただ、あくまでも偶然にできた水たまりという存在が、観光資源としての認知を遅らせて、駐車場がしっかり整備されたのも、かなり最近のことらしいです。

 国土地理院の地図では水たまり扱いの「青い池」あまり詳しい地図がありません、GPX Viewerの地図には新しい駐車場が表示されていたので、さらにわかりやすいよう道路を書き入れてみました、北方向が美瑛川の下流なので、池の形はまさしく堰堤に水が溜まった形になってます。

 夜間のライトアップに使用される設備がやぐらの上に、積雪のために池が見えなくなってしまうための季節限定ライトアップのため、はなはだしく仮設造りの感じ。

「青い池」の売店、奥はトイレの建物です。

 次に向かうのは「白ひげの滝」白金温泉は標高626メートル地点「青い池」よりもさらに100メートル以上登ってきたので、雪の量がグットふえ、寒さも一段と増します、この橋の左側にもう一つトラス橋があって、そこからお目当ての滝を見ることに。

 白金温泉の「白ひげの滝」は昔からあったそうですが、特に多くの観光客が来ることもなく、確かに、白金温泉は知っていましたが、滝の存在は今回初めて知りました「青い池、白い滝」のセットで近年、観光客が増えたポイントだそうです。

 道の駅びえい「白金ビルケ」、「白ひげの滝」から引き引き返して、ここで「青い池」のライトアップが始まるまでの時間調整です、お買い物時間は20分、外はかなり冷えてきましたので重要なトイレタイムのポイントです。

 お店の中はこんな感じ、ここはオリジナルの「青い池土産」が満載です。

 お土産に購入したのはこの2点、あくまでも予算内、お買い物クーポン券1000円分を少し超えるチョイスです、青い池牛乳ケーキ486円、美瑛ハスカップパイ670円也。

 青い池牛乳ケーキの中身はこんな感じ、確かにちょいと青くはなってます。

 いよいよ「青い池」に戻ってライトアップを待ちます、池までの遊歩道はかなり暗くなり、一度来ているので携帯のライトでも何とかなりますが、できれば懐中電灯を準備した方がいいかも。

昼間見たライトアップのやぐらからのLED照射で、一段と青く輝く池を見ることができました、この演出は10分サイクルの繰り返しになります。

さすがに冷えますので、ライトアップを一度堪能したらすぐにバスへ戻ります。

 この後ツアーバスは往路と同じ、桂沢湖を経由して三笠インターチェンジから道央自動車道に入り、岩見沢サービスエリアでトイレタイム、札幌へ向かいます。

 ツアーバスは札幌大通り公園、テレビ塔の東側へ到着、最終地点は札幌駅北口ですが、ワシにはここのほうが都合がいいのでバスを下車します、地下鉄への入り口でテレビ塔を振り返ると、いつもとは違ったライトアップ、ブルーの輝き、この日11月14日は国際糖尿病デーでテレビ塔も協賛の特別色に。

 最近はなかなかこんな時間帯に、札幌市内の中心部にいなかったな、などとコロナ禍を感じつつ、無事帰宅の途に就けたことに感謝して、今日の日帰りツアー終了です。

日帰り旅行

Posted by tabitomo