「ウポポイ(民族共生象徴空間)」へ「どうみん割」で行ってみた

 2022年9月に入って新型コロナウイルスの水際対策が少しづつ緩和されてきましたが、まだまだ海外へ行くにはハードルが高く、本来8月までだった地域観光業支援、北海道では「どうみん割」が9月まで延長されたので、旅行リハビリで日帰りバスツアーに出かけてみることに。

 観光先の「ウポポイ」は北海道白老町に2020年にできた、アイヌ民族の生活を体験できる博物館と生活体験施設がある、国設の施設です、コロナ過でも今年に入ってからは、本州の高校生の修学旅行の定番施設になってるようです。

 さて「ウポポイ」への日帰りバスツアーはいくつかの旅行代理店が、定価1万円前後で運行していますが、集合・解散が札幌駅というのが一般的です。
今回新聞の折り込みに入ってきた「エフツアー」はワシの地元近くの観光バス会社が運営するもので、地域密着型、集合・解散場所がご近所という、まるで町内会のバス旅行的なお手軽さです。
 旅行代金は「どうみん割」の適用で5000円に、さらに2000円分のお買物クーポン券が付きます。

 9月16日、曇り空、近くのバス停へ向かう感覚でピックアップの集合場所へ、集合時間は8時20分まででしたが、バスはすでに待機中、ワシは5分前到着で身分証明書と新型コロナワクチンの接種証明を提示して指定の席へ、今回の催行定員は30名です、最寄りの集合場所からは6名が乗車しました。

到着時の駐車場で

乗車したバスはこんな感じ、フロントに「フラワー観光バス」車体横には「SET 東南旅行社」の文字が、これは台湾の旅行会社の名前のようです。

車内はこんな感じ、本当に久々の観光バスです。
途中4か所の集合場所を回って、最終的に催行定員の30名をピックアップしたツアーバスは、恵庭インタチェンジから道央自動車道に入り、サービスエリアでのトイレタイムが1回、白老インターチェンジで降りて「ウポポイ」へ、インターチェンから「ウポポイ」まではほぼ10分の距離です。

ほぼ10時に到着、駐車場から「ウポポイ」の入口へ。

なぜか民族音楽が流れる、ジグザクな通り抜けを通過して、

エントランス棟の前に、ここで記念撮影用のPRキャラクター「トゥレッポん」がお出迎え、足元日付が入っています。

円形のエントランス広場、中央が博物館の建物、入場ゲートの左側にチケット売り場があります。

入場チケットと入場時間の記されたバウチャー、入場時間は決められていますが、一度入用してしまえば再入場は可能なようです。

入場時に手渡された、左、園内マップ、右、催しモノのプログラム、「ウポポイ」は [ウポポイ 民族共生象徴空間] が正式名称のようで、施設内は国立アイヌ民族博館のある博物館エリア、工房、伝統的コタンの東エリア、体験交流ホール等の西エリアに分かれています。

博物館に入ってエスカレーターで2階のフロアへ、窓の外に大きな景色が広がります、窓の外、中央に見えるのが西エリアの体験交流ホール。

外の湖はポロト湖です、校外学習の小学生がたくさん来ていました。

展示は1フロアのみ、写真撮影は問題ありませんが、動画はだめです。

アイヌ文様の刺繍、刺し子はなかなか素敵です。

校外学習の小学生はかなり勉強熱心。

歴史や生活用具の展示を丹念に見ていくと、時間がどんどんと過ぎてゆくので、今回は、衣装の装飾に重点を置いて見学。

定番の施設構成、見学の最後は1階のお土産売り場へ。

ここでは「トゥレッポん」のぬいぐるみがなかなか可愛い。

博物館から、東エリアにある工房へ。

さらに、伝統的コタンへ向かいます、ここには5棟の建物が並んでいて、

この日は、最後の建物「ポンチセ」の横で弓矢遊び体験が行われていて、修学旅行と思われる高校生が盛り上がってました。

施設内をグルグルと回って、博物館の建物を見渡せる地点で、こんなモノを発見、これなんでしょう?かなりの数がありました、LEDライトアップ用?コレ全体で何かのオブジェか?聞いておけばよかった。

駐車場の自販機で見つけたコーラのアイヌ文様バージョン、この施設限定でしょう多分。
12時30分に駐車場で再集合して、昼食の場所へ、白老インターチェンジから道央自動車道に入り、苫小牧中央インターチェンジで降りて、昼食は苫小牧市の老舗ホテル、グランドホテルニュー王子へ。

食事付きはやはりお楽しみの一つ、ホテル内のレストラン「こぶし」で、松花堂弁当をいただきます。

日帰りバスツアー、最後のお楽しみはお土産購入「どうみん割」にはその日のみで使える2.000円分のお買い物クーポン券が付いてますからそれをうまく消化します。
向かったのは初めて行く、苫小牧漁港すぐの「海の駅 ぷらっとみなと市場」道の駅に寄せたマーケットかなと思っていましたが、今となってはインパクトのあるこの外観。

中は昭和の時代をフツフツと思い起こす、懐かしい市場、いや廉売と言うべきですか、多くのお店が食堂も営業、昼食なしで時間があればココでの昼食も一興でしたね、ここでの滞在時間は40分。

お土産はこの「おみやげ屋海の香」で、「かき小屋 海の駅」の暖簾も出ていたので、牡蠣料理の食堂も兼ねているのかもしれません。

買い求めたのは、お店の手前のワゴンに並んでいたレトルトの「ほっきカレー」いくつか種類がありましたが、苫小牧のキャラクター「とまチョップ」と「ウポポイ」協賛のデザイン付を2個購入、そのほか小袋のお菓子を数個、2.122円のクーポン券きっちりのお買い物です。

 14時40分に苫小牧の「海の駅 ぷらっとみなと市場」を出発、日帰りツアーバスは往路とは逆回りで集合場所を回り乗客を降ろしていきます、やはり地域密着型は集合場所到着後もとても楽ですねぇ。
「どうみん割」を利用した旅行のリハビリ、日帰りでしたが十分に堪能、無事の帰宅に感謝して終了です。

日帰り旅行

Posted by tabitomo