エジプト旅行2025年2月の旅《5日目-2》HISで行くエジプト縦断ナイル川クルーズ8日間
「イシス神殿」からアブ・シンベルまでは約280km、ツアーバスで4時間少しの行程です。

アスワンからアブ・シンベルへ砂漠の一本道を南下します。

途中の街に見える連続したドーム状の屋根のある建物、「イシス神殿」の船着場近くにあったレストランと同じ形式の屋根です。

一応コーヒーショップでのトイレ休憩、Googleマップでは「Sarab Cafeteria」と出ています。

飲み物の注文は左側のカウンターでするようです。

いつものことながら、女性用トイレ前は長蛇の列に。

警察関係の方たちもご利用でしょうか。

カフェの位置を確認するのに出してみたGoogleマップの衛星写真、左側に広がるドット模様は畑です、円形に散水するスプリンクラーの形に畑が広がっていました。

車窓からの風景、運河?用水路の工事中。

建設中の小さな集落もあります。

農業トラクターが並びます。

散水していない砂漠の植物はほとんどがコレ。

午後1時くらいに昼食のレストランに到着、Googleマップで見ると「Kabara Nubian House & Restaurant」と言うホテルにあるレストランのようです。


中のテーブル席はこんな感じ。

屋外、屋内にかなりのテーブル席がありました。

この日の昼食は先ずエジプトのモロヘイヤスープ、とろみ感はありますが、あまり特徴がある味ではありません、食レポが難しい。


昼食は選べるタジンメニューと言うことで、ビーフかチキンが選べビーフを選択、タジンと言っても、モロッコのようにタジン鍋でサービスされるわけではありません。

フィラエからアブ・シンベルまでの古代エジプト文明の遺跡、「ヌビア遺跡群」の「アブ・シンベル大神殿」へついに到着。
神殿まではバスを降りてからナセル湖に面した小高い丘を、400メートルほどぐるりと回りやっと目にすることができます。
大きいです、巨大な岩山を掘りぬいて作った岩窟神殿、神殿前の巨大な4体の像はすべて「ラムセス2世」、「アスワン・ハイ・ダム」建設の際水没の危機から移設された神殿です、左から2体目のラムセス像はラムセス2世時代に地震で倒壊、当時は巨大すぎて修復もかなわなかったと思われ、そのままの形で移設されました、ユネスコの世界遺産認定のきっかけとなる一大プロジェクトです。
それにしても正面の巨大な像だけでなく岩窟神殿そのもを移設したのですから、どれだけ大変だったか、ちなみに4体のラムセス像にはそれぞれタイトルが付いているそうです。

入り口から奥までまっすぐな通路、左右には4本の柱の前にやはりラムセス2世の像が並びます。



さらに左右の壁にはびっしりとレリーフが彫られていて、この時はしっかり照明を入れて撮影クルーがお仕事をしていました。

柱前にラムセス2世の像がある部屋の次の空間。

ここには彩色が残っている4本の柱があります。


一番奥の「至聖所」には4人の神像が祀られていて、向かって右から太陽神ラー・ホルアクティ、神格化されたラムセス2世、王の守護神アメン・ラー、メンフィスの守護神プタハです、2月、10月の特定の日には太陽の光が真っ直ぐに神殿内部を通過し、「至聖所」の壁と4体の像のうち、左側の冥界神であるプタハを除いた3体を照らすように設計されたと考えられています。

左右に広がる細長い部屋の中にも壁一面にレリーフが、彩色が残ている部分もあります。




1960年代に「史上最大の移設プロジェクト」として約5年をかけて水没しない場所へ移設された「アブ・シンベル大神殿」今は見ることのできない幻の遺跡となっていたかもしれません。
